VBSによるイベントログ出力

ykarinoVBS,イベントログ

最近、風邪気味のykarinoです。

VBSでスクリプトを作成する際に、イベントログに情報を出力する方法を紹介します。

Windows上で定期的に実行するVBSを使用する際に、
VBSの動作状況をイベントログに出力させるときなどで使えます。

VBSに以下の一行を付け加えると、イベントログに情報を出力できます。
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 【イベントID】, 【メッセージ】

また、LogEventメソッドで指定可能なイベントの種類は以下の通りです。
イベントID/イベントの種類
0/SUCCESS(成功)
1/ERROR(エラー)
2/WARNING(警告)
4/INFORMATION(情報)
8/AUDIT_SUCCESS(成功の監査)
16/AUDIT_FAILURE(失敗の監査)

指定可能なイベントの種類を全てイベントログに出力するサンプルソースです。

サンプルソース【test.vbs】

Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 0, "成功!!!"
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 1, "エラー!!!"
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 2, "警告!!!"
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 4, "情報!!!"
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 8, "成功の監査!!!"
Wscript.CreateObject("Wscript.Shell").LogEvent 16, "失敗の監査!!!"
VBS実行時のイベントログ出力
VBS実行時のイベントログ出力

イベントID0(成功)の場合は、イベントID4(情報)と同じ種類の扱いとして情報と表示されます。

最近、個人的に心理学を勉強しています。
HSP(高い感受性を持つ人)に関して読んでいると、自分に当てはまりすぎです。

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Posted by ykarino