Tricorn品質管理チームテスト手法
先週の土日にバスケ合宿に行ったのですが、背の順で並んだら前から4番目だったことにショックを受けたt.sayamaです。筋トレしているのですが、体重が減る一方で体の悩みが多すぎる今日この頃です。
今回は、Tricorn品質管理チームテスト手法をご紹介したいと思います。
限られた時間で要領よくテストを行うことを日々の目標としております。
KREISELは定期的に機能追加があり、その都度テストが発生します。
開発が終わってからのテストでは間に合わないので、Tricorn品質管理チームでは開発期間からのテストを試みています。
まず、仕様決定会議に参加して、早めに仕様を理解します。そこで感じたこと、不明点を開発チームにフィードバックして、不明点や仕様漏れがないことも確認します。
開発がスタートしたら、品質管理チームもテストケースを作成するのと同時に、テストをしてしまいます。仕様を早めに理解できているので、テストケース作成やテスト実行に戸惑うことはありません!
ここで早めにバグを見つけて、開発チームに修正して貰うことにしています。
実際のテスト期間中に入ったら、もう一度同じテストをして最終チェックを行います。開発中に早めにバグを見つけて潰しているので、テスト期間中に入ってからの後戻りが少なく済みます。テスト期間中にバグが見つかると、後戻りがかなり発生します。仕様変更になった場合など最悪です。テストケースを作り直したりしなければいけません。これが一番時間が掛かります。
テスト期間中にバグがあまりなければ、開発チームにもテストを手伝って貰えます。これは大きいです!開発チームにしか気がつかないようなバグを発見できたりします。
回帰テストとリリース後のテストは、自動テストツールSeleniumを活用し、毎日自動実行しています。こちらでもかなり時間軽減になっています。Seleniumお勧めです!その分、追加分のテストやフリーテストを実施しています。
このテスト手法の利点は、後戻りが少ないことです。それと同じテストを2回実行するので、テスト漏れも防げます。ただ、このテスト手法は開発チームが小出しに出せる場合にのみ有効です。最初から最後まで開発が終了しないとテストが開始できないような状態ですと、あまり効果がありません。
テスト手法というのは、いろんなやり方があると思います。その状況によって使い分けることができるように、いろいろ勉強していきたいと思います。
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